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六甲アンテナ

大阪万博2025が開幕!~車椅子ユーザーが見る!大阪メトロ「夢州駅」の最新バリアフリー設備を探訪~【駅構内設備編】

EXPO 2025 大阪・関西万博がいよいよ開幕し、今回は万博会場の最寄り駅である大阪メトロ 夢州駅の最新アクセシビリティを【駅構内設備編】としてお届けします。前回の【オールジェンダートイレ編】では、多機能トイレと分離されたオールジェンダートイレについてお伝えしましたが、引き続き、夢州駅の魅力を詳しくお伝えします。

 

【オールジェンダートイレ編】はコチラです。

 

段差が解消されたプラットフォーム

 

 

夢洲駅では電車とプラットフォームの段差がなくフラットで、車椅子でもそのままスムーズに乗り降りできました!普段なら駅員さんに「スロープ板」のサポートをお願いする必要がありますが、夢洲駅ではその手間が省けて便利です。

 

車椅子ユーザーだけでなく、ベビーカーを押すパパさんママさんや、スーツケースを持った旅行客にも優しい設計ですね。関西ではこのようなフルフラットなプラットフォームはまだ少ないので、今後広がってほしいです。

 

大型のエレベーターは非接触ボタン

 

 

大型エレベーターが構内に1台ありました。

 

ベビーケアルーム

 

 

ベビーケアルームがトイレから少し離れたところに、2つ設けられていました。おむつ替え、授乳や離乳食など、赤ちゃんに優しい個室になっていました。

 

カームダウン•クールダウンスペース

 

 

カームダウン・クールダウンスペースは使用中だったので、中は撮影できませんでしたが、こちらは4つのスペースになっているようです。ゆったりとしたソファがあって、静かな空間で落ち着けるスペースが設けられています。

 

※カームダウン・クールダウンスペースとは、光や音などの感覚の刺激を遮断し、静かな環境で気持ちを落ち着かせるための空間です。利用対象者は、発達障害や知的障害、精神障害、認知症の方とそのご家族、また体調の悪い方。

 

改札口

 

 

改札口は万博の来場者を迎えるだけあって、かなり大きくて、16台の改札機が設けられていました。その内の3台が幅広の改札機で、1台はウォークスルー型の顔認証改札機でした。

 

地上に上がるとすぐに大屋根リングがお出迎え

 

 

エレベーター、階段を上がればすぐに大屋根リングが見えました!今回は万博の主要アクセスの玄関口 夢洲駅を訪ねて、最新の設備に触れて胸が高鳴りました。みなさんもぜひ一度訪れてその利便性を体験してみてはいかがでしょうか。

 

万博関連のインフラ整備が進み、将来的このような設備が他の駅や施設にも広がることで、すべての人がよりアクセスしやすく、利用しやすい環境が整うことを期待しています。