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六甲アンテナ

車いすユーザー「あるある」 ~こんなことを感じてた!共感できる?~PART5

今回は車いすユーザーが日々感じている、「あるある」の第4弾をご紹介したいと思います!私個人のあるあるですので、同じ車いすユーザーの方には共感してクスッと笑ってもらったり、健常の方には、車いすユーザーのことを身近に感じてもらえるきっかけになればうれしいです。

 

↓過去の車いすあるあるの記事はコチラからご覧いただけます。

車いすユーザー「あるある」10選<前編>~こんなことを感じていた!共感できる?~

車いすユーザー「あるある」10選<後編>~こんなことを感じていた!共感できる?~

車いすユーザー「あるある」3選~こんなことを感じていた!共感できる?~PART3

車いすユーザー「あるある」~こんなことを感じていた!共感できる?~PART4

 

⑯マイナ保険証の顔認証が高くて暗証番号入力にヒヤヒヤしがち

 

 

 

昨年の7月から導入されたマイナ保険証。みなさんはスムーズに利用されていますか?

 

車椅子ユーザーが病院やクリニックに行くと、ちょっとしたストレスになることも。それはマイナ保険証を読み取るカードリーダーが、車椅子ユーザーには少し高すぎる位置に置かれているからです。顔認証をしようにも、カメラ位置が高くて認識してくないし・・・暗証番号を入力するにも、背が低いから、後ろからまる見えなんじゃないかとヒヤヒヤいちゃいます。

 

 

そんな中、カードリーダーをスタッフさんがわざわざ持って、私の目線に近づけてくれる神対応な医療機関もあるんです。利用する側として、安心感につながりますし、とてもありがたいです。でも実際には、医療機関はいつも患者さんの対応に忙しくて、このような神対応を常に求めるのは難しいのが現実ですね。

 

⑰ワンちゃんの散歩に遭遇すると威嚇されがち

 

 

車椅子で出かけるとき、たまにワンちゃんのお散歩に遭遇することがあります。車椅子を見つけると、敵を見つけたかのようにワン!ワン!吠えて威嚇して、あわやケンカ勃発!?なんてことも…犬にとって車椅子は「動く物体」で恐怖を感じてしまうのでしょうか。(笑)

 

その度に飼い主さんは慌てて「ごめんなさいね」と言って、ワンちゃんを静止させようとしてくれますが、ワンちゃんが車椅子を「危険物」ではないと納得するまで吠え続けられるのは、もうすっかり慣れっこです。

 

逆に、すれ違ってもおすまし顔でスルーするワンちゃんもいて、それはそれでちょっぴり寂しさを感じることもありますが、それもまた外出の楽しみのひとつですね。

 

さいごに

 

 

私個人が感じる車いすユーザーあるある。いかがでしたでしょうか。車いすユーザーの方は共感していただけたでしょうか?そして健常の方には車いすユーザーの感じている感覚を想像してもらえたらと思っています。

 

今回のあるあるでは、導入から1年になるマイナ保険証の利用について触れました。利用率が上がるにつれてトラブルも増加していると聞きます。新しいことを導入するにはトラブルがつきものだと思いますが、プライバシーを守りながら、誰もが安心してマイナ保険証を利用できる環境づくりが進んでくれたらうれしいです。

 

次の車いすあるあるシリーズもご期待ください!最後までお読みいただきありがとうございました。