六甲アンテナ
【在宅勤務シリーズ♯2】自分らしい働き方 〜日々の変化と発見〜

「在宅勤務シリーズ#2」の今回は、「通勤」と「在宅」の生活スケジュールの変化を通じて、ちょっとした工夫や気持ちの動きについてお届けします。
「在宅勤務シリーズ#1」はコチラから→【在宅勤務シリーズ#1】通勤から在宅へ |
「通勤」と「在宅」の時間の使い方の変化
在宅勤務を始めてから、生活リズムは大きく変わりました。まず、朝の時間に余裕ができたこと。個人差がありますが、車いすユーザーは着替えなどの身支度に健常の方よりかなり時間がかかるので、朝の身支度には十分に余裕が必要です。なので、通勤していたときは、毎朝5時半に起きて入浴(夜は体力的に無理なので、私は朝入浴します)、7時には支度を始め、8時半には車で出発していました。渋滞に巻き込まれることも多く、職場に着く頃にはすでに疲れ切っていることもありました。
在宅になってからは、7時に起床し入浴、8時半から支度をし、私の勤務時間の9時半にタイムカードを打刻するという流れです。朝の余裕ができたことで、心にもゆとりがうまれ、通勤にかかっていた時間を家族や自分の時間に使えるようになりました。
在宅勤務で気づいた暮らしを整えるコツ
この変化をきっかけに、私は「ライフログ」をつけ始めました。1日の行動や気分を簡単に記録することで、自分の生活パターンや気持ちの変化に気づきやすくなりました。そして、通勤していたときは、朝食を摂る余裕がありませんでしたが、在宅になってからは、朝食が摂れるようになって、心と身体を穏やかにしてくれる気がしています。
その他に、オンとオフを切り替えるために意識的に次のことをしています。
①仕事着に着替える
在宅で誰にも見られてないとはいえ、決まった仕事着に着替えると気持ちもキリッと引き締まります。
②音声コンテンツを活用する
家族の生活音が気にならないように、落ち着ける音声を流して“音環境”を整えています。カフェの雑音+BGMなど、集中力を高めてくれるというので、それを取り入れています。
③マグカップの使い分け
仕事用とプライベート用で形や色を分けて、気分を切り替えています。
④手軽な短時間のストレッチ
運動不足解消と、姿勢改善・集中力維持・眠気防止のために身体のほぐしタイムを作っています。車椅子ユーザーの天敵である褥瘡予防にもなっています。
⑤金曜日の勤務後はデリバリー活用や外食をする
週末の金曜日の勤務後には、デリバリーでちょっと贅沢な食事を頼んだり、友達と待ち合わせて外食します。報酬系の自分へのご褒美はモチベーションアップに効果ありますよね!
もちろん在宅勤務ならではの難しさもあります。人とのやり取りや時間の使い方に戸惑うこともありましたが、ちょっとした習慣を続けることで、少しずつ働きやすい流れができてきました。
次回#3では、こうした小さな習慣の積み重ねが、仕事の質や集中力にどんな影響があったのかをお伝えします。ぜひご覧くださいね!
#3はコチラからどうぞ→【在宅勤務シリーズ#3】在宅勤務がくれた可能性~集中できる仕事リズムの整え方~