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六甲アンテナ

【対外活動】:母校で講演してきました!

おっす!工場長の崎濱っす!

今回は、僕の母校「兵庫県神戸聴覚特別支援学校」での講演の様子を紹介させてもらいます!

今年の春になりますが、私と同じ障害を持ったかわいい後輩たちに向けて、講演依頼の話が舞い込みました!

後輩たちのこれからの進路に少しでも役に立てばと快く引き受けたんだ!

「どんなことでも、やってみないとわからない」のテーマで話をさせてもらいました。

講演にあたり、自分の高校時代を振り返ってみると、当時は将来へのイメージができなくて、部活や遊びに夢中でした。まだ「働く」ことへ無関心に近かったのかもしれません。

 

だから、将来の目標が決まっている人だけでなく、まだ迷っていたり、漠然としている人にも興味が持てるような内容にしたいと思って臨みました。人前で丁寧に話すと、変な日本語になってしまうので、アドリブを交えながら、ありのままで手話を使って話しました。

 

                会場風景

 

後輩に伝えたい思い

在校生と保護者、先生など約50~70人の前に立つととても緊張しました。でも、学生時代の「ココが変だよ!」のあるある話で、みなさんのリアクションが盛り上がってきたので、緊張も解けてきました。そしてお互いの距離も縮まって、伝えたい気持ちが溢れてきました。

 

話の終わりに僕の大切にしている言葉と信念を伝えてさせてもらいました。

 

 

どんなことでも、やってみないとわからない

どんなときでも、自分の限界を決めない

何かあっても、自己肯定感を高める

 

 

これは誰かの言葉ではなく、私自身が仕事やプライベートで経験を重ねた中で、軸となっている言葉です。

入社当時はたくさん失敗をしてきました。もう無理だと思っても、諦めずに努力を続けた結果、印刷機オペーレーターから、今では工場長になることが出来ました。

人は一見無理に思えることでも、様々な選択肢を考え、努力と気持ち次第で前に進めると思います。だからモチベーションが落ちるとき、この言葉を思い出して自分を奮い立たせています。

 

「本気で努力した経験こそが、自分の一生の宝物になる」

 

 

そんな想いが後輩たちに伝わってくれればと熱く話をさせてもらいました。

 

   「どんなときでも、自分の限界を決めない」と 熱く語る崎濱

 

 

講演を振り返って

講演を終えて、生徒から感想の手紙がたくさん届きました。しっかりとした文章の想いが詰まっている手紙で、僕の話を真剣に聞いてくれたんだと思うと感激です。

今回は未来の社会を担う若い世代と交流する機会をいただき、ありがとうございました。後輩たちの未来が明るくなるように、自分にできることを一生懸命続けていきたいです。

 

頑張れ!後輩たち!!

 

              生徒から感想の手紙