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六甲アンテナ

ひょうご障害者ワークフォーラムに参加しました!

初めて参加したひょうご障害者ワークフォーラム

2022年11月15日に、ひょうご障害者ワークフォーラム2022に参加してきました。

フォーラムの目的は、

  • 障害者雇用を実施している企業が障害者の働き方、取組みの工夫などについて紹介する場を作り、兵庫県の障害者雇用の活性化をはかる。
  • 今後の行政、企業、学校、支援機関などとの連携を強化するためにお互いが協力しネットワークを創り出す場とする。
  • 障害者雇用を進めている企業の取り組みを知ることで、これから就労をめざす障害者や保護者、学校、支援機関、これから障害者雇用に取り組もうとする企業、雇用に悩んでいる企業の参考にしてもらう。

以上、3つの目的で開催され、21社の企業と相談コーナーに各6事業所が、ポートアイランドにある神戸国際展示場に集まりました。

参加者は、当事者、保護者、学校関係者、支援機関など、幅広い方々が来場されていました。

今回で3回目の開催。六甲は初めての参加です。

フォーラムに合わせて、会社案内のパンフレットもリニューアルしました。

※当日配布したパンフレットはこちらからも見れます。

説明会スタート

会場はコロナ禍ということもあり、十分なスペースが取られ、説明会も15分間で説明・質疑応答 移動5分とタイムスケジュールできっちり管理されていました。

六甲では、まず、YKKグループの取り組みを紹介し、続いて六甲の会社概要・業務内容の説明、印刷物やサンプルを展示、どういった障害を持っている方がどういった仕事をしているかなど社員の働く様子を紹介しました。

今回、六甲は、初めての参加で社員も緊張していましたが、来場者された方々もとても緊張していて、「質問は、ありますか?」と聞いても最初はなかなか出なかったのですが、「駅から会社まで、徒歩で何分ですか?」とか「休憩時間は昼だけですか?」とかでもいいですよ!と、簡単な内容でもいいと促した結果、たくさんの質問をして頂きました。

時にはすぐに答えるのは難しい質問もありましたが、私たちにとっても参加者とのお互いの理解を深めるとてもいい経験になりました。

なお、質問内容としては、障害当事者や、保護者からは「就職できるか」「どういった働き方があるか」などが多く、支援機関からは、「利用者に合う企業の雰囲気や障害者雇用への考え方」や、「どういった配慮が職場でされているか」等が多く聞かれました。

最初は、話を聞きに来てもらえるか不安でしたが、毎回ブースの8席が埋まり、立ち見も出るほど。

最終108名の方が参加してくれました。

また、他社のブースも見学させていただきましたが、どこも席はいっぱいでした。

他社の障害者雇用への取り組みも非常に勉強になりましたし、プロジェクターを使用したり、展示方法や説明に工夫をされていてたので、六甲ももっとわかりやすく伝えられるように、次回の時に参考にさせて頂こうと思います。

感想・まとめ

今回、初めて参加させていただきましたが、兵庫県内の企業や事業所の熱意、参加者の「働きたい」という強い思いが伝わる、フォーラムでした。

500部刷ったパンフレットも、残っていたのはたった50部!

逆に足りなくなるのが心配になるぐらいでした。

また、直接来場者さんとお話をする事で、就職について前向きではあるがそれと共に不安も抱えている人も多い事がわかりました。

今後もそういった小さな不安を安心に変えていけるように、これからも兵庫県の企業・支援機関と連携し、様々な展示会やフォーラムに参加していきたいと思います。

なお、今回の企業説明会は、YKKグループが、障害、国籍、年齢、性別などにかかわらず、多様な人が多様な働き方をするダイバーシティに力を入れていることを知ってもらういい機会になりましたし、今後ぜひ参考にしたいという他社さんもおられました。

引き続き、YKK六甲とYKKグループの取り組みを、もっと皆さんに知ってもらえるよう幅広い活動をしていきます。

この度は、お忙しい中、ご来場いただきありがとうございました。